アニソン天国

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    カテゴリ: 声優


     “永遠の17歳”こと声優の井上喜久子さんの声をベースにしたボーカロイド「VOCALOID 桜乃そら(はるのそら)」が7月26日に発売されることが決定しました。本当に永遠になったんだね……。

    【画像】真の“永遠の17歳”となった井上喜久子

     今回発売されるのは、4年ぶりのバージョンアップを果たしたVOCALOID5対応ボイスバンク「VOCALOID 桜乃そら」と、テキスト読み上げソフト「VOICEROIDシリーズ」の最新版「VOICEROID2 桜乃そら」の2種類。ボカロ版では、優しく柔らかい声質の「ナチュラル」と、張りのあるのびやかな声質の「クール」の2パターンが用意され、それぞれのイメージに合わせたキャラクタービジュアルも公開されています。なお、桜乃そらは17歳です。今も昔もこれからも。

     発売元であるAHSの公式YouTubeチャンネルでは、VOCALOID5や桜乃そらの実力が分かるデモ曲として、田中公平さん作曲、畑亜貴さん作詞というアニソン界のレジェンドコンビによる「どんな言葉なら届きますか?」が公開中。田中さんは、「エンジェルボイスの井上喜久子さんが、ボカロになってどんな歌でも歌ってくれるようになる。ファンの方々にとっては夢のような出来事。我々、プロにとっても同じです」とコメントしており、畑さんも「なんと贅沢なプロジェクトなんだと感動しております」と喜びの言葉を残していました。

     ボーカロイドという形で本当に“永遠の存在”になった井上さん(おいおい)。ファンからは、「井上喜久子さんのボーカロイドだと…!?」「大ニュースすぎる 買わねば」「どう考えてもいいとこしか見当たらない。さすが永遠の17歳」「すげえな井上喜久子さんの声で読み上げとかやってくれるのかよ」など歓喜の声が多くあがっています。

    桜乃そらのキャラクタービジュアル (C) 2005-2018 AHS Co. Ltd. All rights reserved.


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    2018年7月6日、東京は秋葉原にある神田明神にて、本格女性声優ボーカルユニット「Kleissis(クレイ・シス)」のお披露目会が行われた。



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    「Kleissis」は声優グランプリ、ジェンコ、エクスアーツジャパンの3社合同企画によるメディアミックス声優ボーカルユニット。約400人の中からオーディションで選ばれた7人の女性声優が歌姫となり、圧倒的な歌声にのせて、幻想的な世界を表現していく。

    今回、神田明神に田中有紀さん(茜カスミ役)、富田美憂さん(林堂アキラ役)、山田麻莉奈さん(瑠璃川サユキ役)、髙橋麻里さん(麻木ユン役)、山根綺さん(志水ヒロナ役)、元吉有希子さん(橘ミオ役)、金子有希さん(水鳥ミウ役)ら7人の声優が登壇。取材陣や関係者を前に、ミニライブを披露した。

     

    お披露目会では、まずグループ名の由来から説明。

    「Kleissis」というグループ名は、ギリシャ語で「Klèisi」(召命する)と、「κλεις(読み:クレイス)」=「鍵」から「Kleis+Sister」で「鍵を握る修道女(巫女)、姉妹」といういう意味とのダブルミーニング。また、古代ギリシャ語でクレイオー(Κλειώ)が「祝福の女神」なので、その意味も込められているという。

     


    次に参加クリエイター陣を発表。イラストレーションは飯塚晴子さん(「たまゆら」「リトルバスターズ!」「アイドルマスター SideM」キャラクターデザインなど)、音楽制作は松崎直也(SUBZERO)さん(アニメ「薄桜鬼 碧血録」音楽アシスタントプロデューサー、ゲーム「スターオーシャン Till the End on Time」サントラ制作など)、作詞はこだまさおりさん(「探偵オペラ ミルキィホームズ」「IS(インフィニットストラトス)」「アイカツ!」などアニメソング多数)、作曲は山田高弘さん(「Snow halation(μ’s)」、「LOVELESS WORLD(μ’s)」、「Best mark smile(茅原実里)」など)、編曲は齋藤真也さん(イヤホンズ、内田真礼、fripSide、水樹奈々など多数編曲)といったそうそうたる顔ぶれが並ぶ。

     

    さらに8月10日~12日に開催される「コミックマーケット94」にも参戦するほか、都内を中心に全国のアニメイベントやライブイベントに出演するとのこと。

     

    そして8月22日に1stシングル「Kleissis Chaos」の発売も決定。2曲入り通常盤に加え、各メンバーのソロバージョンを2曲収録した初回限定盤も同時リリース。合計8種類が同時発売される。

     

    このほか、7月10日よりKleissisデビューを記念した、ファーストサポーターキャンペーンもスタートする。公式twitter(@Kleissis_Staff)をフォローして、対象ツイートをリツイートすると抽選で2名に最新色紙がプレゼントされる(応募締切7月31日)ほか、7月10日発売の「声優グランプリ」を持って7月14日以降に明神カフェに来店すると、「ファーストサポーターの証」リストバンド(数量限定、先着順、7月31日まで)がプレゼントされるとのことなので、ぜひゲットしよう。

     


     

    お披露目ライブを終えた「Kleissis」にインタビュー!

    そしてついに「Kleissis」が登場。白い幻想的な衣装に身を包んだ7人は、デビュー曲「Kleissis Chaos」を披露した。

    清楚な衣装のイメージとは異なり、楽曲は激しくも美しいアッパーチューン。次々とボーカルをバトンタッチしていき、流れるように歌声を響かせる。

    それにしても印象的なのが歌唱力の高さだ。時に情熱的に、時に儚げに歌い上げる7人に、誰もが目と耳を奪われた。

     


    最後に「Kleissis」メンバーからコメントをお届けしよう。

     

    ――デビュー曲「Kleissis Chaos」の印象と、本日のお披露目ライブの感想をお願いします。

     

    金子有希(以下、金子) すごくかっこいい曲で、私は普段こういう歌を歌うことがないので挑戦だなと思っています。キャラクターソングを歌う時は、どうやってそのキャラクターを表現しようかなと思っているんですが、今回は自分の歌い方に近いのでいろいろとチャレンジさせてもらっています。

    今日は7人で初めて踊ったことで、この7人でやっていくんだ! という気持ちになりました。これから一生懸命この7人で歌をお届けしたいと思いますので、応援よろしくお願いします!

     

    髙橋麻里(以下、髙橋) 「Kleissis Chaos」には曲中に「Kleissis」という歌詞も出てきて、本当に私たちの始まりにぴったりで、世界観にもすごく合っている曲だなと思います。7人が集まったのは今日で3回目なんですけど、回数を感じさせないくらいチームワークがすごくいいと思いました。これからも、もっと心をひとつに団結してがんばっていきたいと思います。

     

    山田麻莉奈(以下、山田) 私も今までかわいい曲を歌うことが多かったんですが、「Kleissis Chaos」はすごくかっこいい曲で、最初に聴いた時は私にとってもすごく挑戦な曲だと思いました。今日のお披露目もライブが始まるまですごく緊張していたんですけど、今はやりきった気持ちでいっぱいです。この7人はいい意味で個性が豊かで、それぞれキャラを持っているのでそれを生かしつつがんばっていきたいと思います。

     

    田中有紀(以下、田中) 皆さんも言っているように、「Kleissis Chaos」を最初に聴いた時は本当にかっこよくて、「こういう歌を歌いたかった!」と思いました。ハモリと本当にきれいにひとつになっている歌声を楽しんでいただけたらと思います。今日のお披露目は、私もすごく緊張していたんですが、歌い出したら楽しくて、私のほかにも6人も仲間がいると思ったら心強くて、これからもみんなでがんばっていけると思いました。

     

    富田美憂(以下、富田) 「Kleissis Chaos」は歌詞がすごく深いので、歌っている中で感情の流れを作っていくのが楽しかったです。私の中のアキラを爆発させながらのびのびと歌わせていただいています。7人とも声質が違うし、どういうハーモニーになるのかなと思っていたんですけど、今日実際に歌ってみて、7人の合わさった声が気持ちよくて、落ち着きながら自信を持って歌うことができました。

     

    山根綺(以下、山根) 衣装を着せてもらって、メイクをしてもらって、歌って踊るというのが人生で初めてだったので、今日のお披露目が始まるまで不安で緊張していたんですが、メンバーがすごくやさしくて支えてくれるので、本当にこの7人でKleissisを作れてよかったなと今、すごく思っています。そしてこの7人なら絶対にうまくいく、誰も見たことのない素晴らしい場所に行けると確信を持てた1日でしたので、この7人と、スタッフの皆さん、関係者の皆さん、メディアの皆さんで団結していけたらいいなと思います!

     

    元吉有希子(以下、元吉) 私も山根さんと同じでこうしてステージに立って歌って踊るのは初めてでした。歌うことは前から好きだったんですが、ダンスはほとんどやったことがなくて本当に不安でした。でもダンス練習を何回かやる中で、メンバーのみんなに教えてもらってすごく助けてもらいました。今日も直前まで緊張していたんですが、ステージに立ったら思い切り歌って踊ることができました。メンバーのみんなを信頼しているからこそ胸を張ってステージに立てたんだと嬉しい気持ちでいっぱいです。「Kleissis」のお話をいただいた時、声優ユニットにとどまらない、音楽をみなさんにお届けするコンテンツだと思ったので、今回皆さんに歌をお披露目できて嬉しく思います。これからもっともっとがんばるのでよろしくお願いいたします。

     

    ――自分のキャラクターを見た印象を教えてください。

     

    金子 私はどっちかというテンションが高いほうなんですが、ミウは見た目がクールで、セクシーさもあるキャラだと感じたので、ダンスなどでちょっとセクシーさが出てたらいいなと思いました。「Kleissis」は2.5次元的に、キャラクターが私たちに寄ってくるということで、これからどんな感じになるのか楽しみです。

     

    髙橋 今回髪を15センチ切りました。少しでもユンに近づけたらいいなと思って、同じ髪型で登場しました。ユンはゆるふわでかわいいんですが、すごくグラマラスな体型なんですよ。キャラを本人に寄せてくるということなのですが、どんどん私に寄って貧弱な体型にならないよう(笑)、私もユンみたいに素敵なレディーになれるようにがんばっていきたいと思います。

     

    山田 私が一番最初に目についたのがサユキちゃんだったので、演じさせていただいて嬉しいです。私もいつもは前髪を左分けにしているんですが、サユキちゃん役に決まってからぱっつんにして、サユキちゃんらしさを出しています。設定や性格がちょっと私に似ているのがすごく嬉しくて、これからももっとサユキちゃんを愛でていこうと思います。

     

    田中 カスミはかわいくて、元気で、けっこう無邪気な性格なんですが、私も無邪気とは言わないまでも元気なほうなので、かわいく寄せていけたらなと思っています。私も実は髪型をちょっと意識してて、髪を伸ばそうかな、挑戦してみようかななんて思っています。

     

    富田 アキラは立ち絵からもわかる通り、一番クールで無口な子という印象を受けるんですが、きっと歌に対する情熱を人一倍心の内に秘めているようにも思います。自分も割と初対面の人にはクールって思われがちなんですが、けっこう情熱は持っているので(笑)、そこもアキラと似ているなと思います。自分の歌声を通じて、アキラの情熱や熱さみたいなものを表現できたらいいなと思っています。

    今回、メイクさんに目尻にキャラクターの色を乗せてもらったりもしているので、そういうところもポイントです!

     

    山根 ヒロナとはすごく内面的に似ている部分があって、ヒロナは潔癖症の女の子なんですが、私もそういうところがあって電車の手すりとかバスの「ピンポーン!」とか押せないんですよ。あと彼女は辛いものが好きなんですが、私も韓国料理とか好きで毎日キムチを食べるくらいなので、そういう好みの部分が似ていると思います。あと彼女はすごくまじめな女の子なんですが、私もお芝居に関しては「まじめだね」と言われたり、「やる時はやる」というまじめな部分を持っていますので、そういうところも近いと思います。だから、演じるというよりは「彼女になっている」という感覚があります。

     

    元吉 ミオは一番のお姉さんなので、唯一のお酒が飲める設定があるそうですので、これは私が焼酎が好きなことを普通に出してもいいのかな(笑)。私は話し出すと「けっこう大人っぽいね」と言われることがあったり、ものごとをしっかり見たりするのが好きだったりするんですが、そういったところで肩の力を抜いて演じられるなというのが第一印象でした。これからキャラクターがどう育っていくのか楽しみなところですが、きっとミオは一番年上でチームのことをよく見て、みんなのことをまとめて導いてくれるようなお姉さんだと思うので、私もそこに近づけるようになりたいですね。ミオというキャラクターは、私が好きなことを少しでも取り入れて、私がミオであり、ミオが私であり、そういう風に2人で歩んでいけたらいいなと思います。

     

    ――最後に衣装についての感想をお願いします。

     

    田中 初めて見たとき、みんな「おっ!」となりましたよね。

     

    山根 衣装合わせに行った時に飾っていた衣装を見て、「素敵な衣装をお作りになられる方なんだな」と思っていたら、「衣装はこれです」って言われてびっくりしました。刺繍も細かくて、とってもきれいで派手だなって思いました。

     

    田中 ポイントは肩の「Kleissis」のマークです。あと、それぞれグローブや靴、ヘッドドレスに個性が出ているので、それぞれ見て楽しんでいただけると思います。とってもかわいくて嬉しいです。

     

    ――ありがとうございました!

     

     

    【「Kleissis」メンバー情報】

    田中有紀(たなか・ゆき) as 【茜(アカネ) カスミ】

    誕生日:6月26日 出身地:東京都 所属:オフィスPAC

    【主な出演作】劇場版アニメ『きみの声をとどけたい』(龍ノ口かえで)/アニメ『オーバーロード2』/『牙狼-GARO- -VANISHING LINE-』 ほか

     

    富田美憂(とみた・みゆ) as 【林堂(リンドウ) アキラ】

    誕生日: 11月15日 出身地:埼玉県 所属:アミューズ

    【主な出演作】アニメ『アイカツスターズ!』(虹野ゆめ)/アニメ『ガヴリールドロップアウト』(ガヴリール)/アニメ『メイドインアビス』(リコ)/アニメ『京都寺町三条のホームズ』(真城葵)/アニメ『ひなこのーと』(夏川くいな)ほか

     

    山田麻莉奈(やまだ・まりな) as 【瑠璃川(ルリカワ) サユキ】

    誕生日: 3月24日 出身地:福岡県 所属:クロコダイル

    【主な出演作】アニメ『邪神ちゃんドロップキック』/2018年4月 HKT48を卒業

     

    髙橋麻里(たかはし・まり) as 【麻木(アサキ) ユン】

    誕生日: 12月15日 出身地:宮城県 所属:オブジェクト

    【主な出演作】アニメ『25歳の女子高生』(学生)/アニメ『アイスくりたろう』(れもりん)/ゲーム『カリギュラオーバードーズ』/アプリ『黒の騎士団~ナイツクロニクル~』(スカーレット)/『温泉むすめ』(阿蘇ほむら) ほか

     

    山根綺(やまね・あや) as 【志水(シミズ) ヒロナ】

    誕生日:2月4日 出身地:神奈川県 所属:青二プロダクション

    【主な出演作】アニメ『アイドルマスターSide M』(女生徒) /アニメ『ONE PIECE』(おねーさん)/ゲーム『かんぱに☆ガールズ』(ノクゥア・アクルア)/『温泉むすめ』(三朝歌蓮)/ゲーム『バドミントンガールズ』(広瀬陽奈子)/TV『世界一受けたい授業』ナレーション/TV『世界の果てまでイッテQ!』ナレーション/TV『ジョブチューン』(ホシガリータちゃん) ほか

     

    元吉有希子(もとよし・ゆきこ) as 【橘(タチバナ) ミオ】

    誕生日:4月3日 出身地:千葉県 所属:青二プロダクション

    【主な出演作】TV『世界一受けたい授業』ナレーション/TV『世界の果てまでイッテQ!』ナレーション/アプリ『スマッシュ&マジック』(マグノリア、エイレン)/アプリ『Fight League』(百歌衆、兎の姫かぐや)/アプリ『モンスターストライク』(大和、サラスヴァティ、アルラウネ) ほか

     

    金子有希(かねこ・ゆうき) as 【水鳥(ミドリ)ミウ】

    誕生日:1月19日 出身地:福岡県 所属:青二プロダクション

    【主な出演作】劇場アニメ『聲の形』(植野直花)/劇場アニメ『たまこまーけっと』(常盤みどり)/アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』(高森藍子)/アニメ『BORUTO』(伎璃)/TV『ZIP!』(コーナーナレーション)/TV『おまかせ!アニマックスNAVI』(ナレーション) ほか


    >> メディアミックス声優ボーカルユニット「Kleissis」誕生! デビュー曲も初披露のお披露目会レポート! の元記事はこちら
    メディアミックス声優ボーカルユニット「Kleissis」誕生! デビュー曲も初披露のお披露目会レポート!


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     人気長寿アニメ「クレヨンしんちゃん」で主人公・野原しんのすけの声を務める声優の矢島晶子さんの降板が発表されたニュースは、アニメファンだけでない多くの人たちに驚きと衝撃を与えた。一方で、長寿アニメのキャスト交代にありがちな“拒絶反応”は比較的薄かったように見受けられた。週に100本以上(再放送含む)のアニメを見ており、もちろん「クレヨンしんちゃん」も毎週視聴している“オタレント”の小新井涼さんが、“炎上”しなかった理由を分析する。

     ◇

     6月上旬、声優の矢島晶子さんが「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役を、6月29日放送回を最後に降板することが発表され、多くの人々に衝撃を与えました。

     しかし「クレヨンしんちゃん」のような、誰もが知っている国民的な長寿作品でメイン声優が交代することは、何も今回が初めてのことではありません。「ドラえもん」や「ルパン三世」、「名探偵コナン」や「ちびまる子ちゃん」、「サザエさん」などでも、ここ十数年の間にさまざまな理由からメイン声優の交代が行われてきました。そしてその度に、別れを惜しむ声と共に必ず生じてきたのが、「このキャラは○○さんの声以外認めない!」という、新キャストへの強い拒絶反応です。

     ところが今回の発表では、旧キャストとなる矢島さんへの労いや感謝の言葉こそあれ、新キャストを最初から拒絶する声はほとんどありませんでした。それは新キャストとして声優の小林由美子さんの就任が発表された後も変わらず、それどころか放送開始前から既に、小林さんの演じるしんちゃんにも多くの期待が集まっているようなのです。

     今回の声優交代に対して、ここまで批判的な反応が少なく、前向きな声が多いのは、いったいなぜなのでしょうか。

     まず考えられる理由として、声優交代が“キャスト本人の希望”であったことが挙げられます。今回の降板は、「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなった」と、矢島さん自らが申し出たものだと発表されました。つまりそれに反対することは、“矢島さんのしんちゃん”が好きであるにも関わらず、そのご本人の意思を無視して、ある意味続投を無理強いすることに繋がってしまうのです。今回、降板への反対ではなく、別れを惜しみつつも「今までありがとうございました」といった潔い反応が多かったのは、ファンがそうしたご本人の意思を尊重した結果だったのではないでしょうか。

     もうひとつの理由は、新キャストである小林由美子さんが持つ“レンジの広い経歴”だと思います。小林さんの声は、「デュエル・マスターズ」シリーズや「ふうせんいぬティニー」といったキッズ、ファミリー向けアニメから、「シスター・プリンセス」や「鬼灯の冷徹」といった男性・女性人気の高い深夜アニメ、そして「おかしなガムボール」や「エクセル・サーガ」といった知る人ぞ知る作品まで、あらゆる作品で既にアニメファンに認知されていました。しんちゃん役就任が発表された際に、「誰だこの人」ではなく「あのキャラの人か!」という声が多かったのもそのためでしょう。「自分が知っているあのキャラを演じていた人」と分かれば、アニメファンの中では小林さんの演じるしんちゃんも何となくイメージできるので、「小林さんのしんちゃん、期待できそう」という前向きな反応に繋がったのではないでしょうか。

     ところが、いくら前向きな声が多かったとはいえ、声優交代へのネガティブな反応が完全になくなったわけでもないようです。実際に自分も、新キャストが発表された日に、街で「しんちゃんの声変わるの? ショック。変えるくらいなら(放送)終わってほしい」という会話を耳にして、「そういう感想もあるのか」と、驚いたことがありました。

     しかしここで気になったのは、その人の話しぶりが、どうやら今も毎週の放送を見ている視聴者ではなさそうだったことです。あくまでいち個人の印象ですが、これまでも声優交代への拒絶反応を見かけるたびに、リアルでもネットでも、ネガティブな反応をしている人々は、かつてはそのアニメを見ていたけれど、現在は作品視聴を卒業している方が多いように感じていました。

     そうだとすると、彼らは単純に新キャストの声を拒絶しているというよりは、声優交代によって、思い出の作品がまるで自分の知らない別の作品になってしまうかのような“寂しさ”から、そうした発言をしているとも考えられないでしょうか。もしかすると、声優交代のたびに起こるネガティブな反応というのは、リアルタイムで作品を視聴している人からの声というよりも、その長寿作品が「既に自分の中で思い出になってしまった人」によるものが多いのかもしれません。

     “元視聴者”の数も多い長寿アニメにとって、声優交代へのネガティブな反応が、新キャストの声への違和感というよりも、形を変えた作品へのノスタルジーなのだとすると、今後も完全になくなるということはないのでしょう。ただ、毎週たくさんのアニメを見続けている私としては、納得するのか、別物として捉えるかは個人差があるとは思いますけれど、見続けることで、案外すんなりと受け入れられるんじゃないかなあと感じているのです。

     ◇プロフィル

     こあらい・りょう=埼玉県生まれ、明治大学情報コミュニケーション学部卒。明治大学大学院情報コミュニケーション研究科で、修士論文「ネットワークとしての〈アニメ〉」で修士学位を取得。ニコニコ生放送「岩崎夏海のハックルテレビ」などに出演する傍ら、毎週約100本(再放送含む)の全アニメを視聴して、全番組の感想をブログに掲載する活動を約5年前から継続中。「埼玉県アニメの聖地化プロジェクト会議」のアドバイザーなども務めており、現在は北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程に在籍し、学術的な観点からアニメについて考察、研究している。

    今回の声優交代に対して、ここまで批判的な反応が少なく、前向きな声が多いのは、いったいなぜなのでしょうか。


    (出典 news.nicovideo.jp)


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